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洲 亘; Gentile, C. A.*; Skinner, C. H.*; Langish, S.*; 西 正孝
Fusion Engineering and Design, 61-62, p.599 - 604, 2002/11
被引用回数:13 パーセンタイル:63.33(Nuclear Science & Technology)プラズマ対向材料表面に形成されるカーボン共堆積層からのトリチウム除去はITER真空容器内のトリチウム滞留量制御上重要である。現在ITERでは、温度240,酸素分圧7Torrにおける酸素ベーキングが提案されている。本研究では、プリンストンプラズマ物理研究所のTFTRでトリチウムプラズマに曝されたCFCタイルを用い、ITERの設計条件で10時間の酸素ベーキングを実施することにより共堆積層からのトリチウム除去のデータを取得した。本ベーキング処理により表面トリチウム濃度は処理する前の1/3に減少し、またサンプル内のトリチウム量も1/3に減少することを確認した。さらに、酸素を用いないベーキングとの比較により酸素がトリチウム除去に大変有効に働くことを確認した。
洲 亘; 大矢 恭久
プラズマ・核融合学会誌, 76(10), p.1021 - 1028, 2000/10
プラズマ対向材料のトリチウム除染研究についてレビューした。JETのトリチウムインベントリーはRF加熱またはジュール加熱によるパスル及び換気排気によって有効に除去されたが、TFTRにおいては重水素またはヘリウム-酸素のグロー放電及び空気パージが有効なトリチウム除去技術であった。JETダイバータとTFTRリミッターのカーボンタイル表面に発生したフレークにはトリチウムが多量に含んでいた。現時点で酸素ベーキングは有効な除染手法と思われるが、その後の始末は大きな問題となる。一方、紫外線照射法及びレーザー脱離法などはいずれも研究開発段階であり、今後さらなる研究開発が必要である。
新井 貴; 正木 圭; 宮地 謙吾
真空, 41(10), p.841 - 845, 1998/00
臨界プラズマ試験装置(JT-60)に代表される核融合実験装置では、不純物の低減対策としてベーキングを行っている。今回、JT-60のような巨大な真空容器を300Cまでベーキングするための工夫、及びJT-60の真空状態について概説する。JT-60は、真空容器の昇温方式を高温窒素ガス及び電気ヒータにより行っている。ベーキングする際、熱膨張による変位、温度差による熱応力の発生が問題となる。JT-60では、真空容器支持機構を摺動させることにより対応しており、熱応力については、ベーキング制御の中で温度差のつかないような運転を行っている。JT-60の真空状態は、ベーキングで行うことにより一般の超高真空装置と同様の残量ガス成分となっており、不純物の低減に大きな成果を得ている。
小原 建治郎; 村上 義夫; 長沼 正光*; 喜多村 和憲*; 内田 孝穂*; 近藤 光昇*
真空, 33(3), p.326 - 329, 1990/00
1987年から試作・開発を続けている標記フランジの真空リーク試験の結果について発表する。今回は、短時間での加熱・冷却と長時間連続加熱を組み合わせた熱サイクル試験を、口径70、152、253mmのフランジについて各5サンプル実施した結果(5サンプル試験)及びクランジに静的な片持ち荷重を加え、熱サイクルを加えた時の試験(負荷荷重試験)の結果について報告する。5サンプル試験では大口径フランジ(253mm)に初期加熱時若干のリークが検出される場合(この現象は従来のフランジにもたびたびみられる)もあるが、その後の増し締めでリークは防止できることがわかった。
清水 正亜; 清水 徹*; 秋野 昇; 山本 正弘; 高津 英幸; 大久保 実; 安東 俊郎; 太田 充; 梶浦 宗次*; 松本 潔
日本原子力学会誌, 29(12), p.1108 - 1115, 1987/12
被引用回数:0 パーセンタイル:0.02(Nuclear Science & Technology)臨界プラズマ試験装置JT-60の真空容器の加熱冷却装置及びその試験結果について述べる。JT-60の真空容器には超高真空対策の一つであるベーキングなどのために最高500Cまで加熱でき、かつ比較的短時間で冷却可能な加熱冷却装置を設けた。加熱には電気ヒータ、冷却には水または窒素ガスを用いた。現地における真空容器組立後のベーキング試験の結果、到達温度、昇温時間、温度分布などは目標値を十分に満足し、また到達圧力、放出ガス速度なども仕様を満し、ベーキング後の真空リークもすべて検出感度以下であった。また、昇降温時の熱膨張変位に対して摺動部も正常に作動することを確認した。
池田 佳隆; 今井 剛; 廣木 成治; 藤井 常幸; 坂本 慶司; 三枝 幹雄; 佐川 準基*; 阿部 哲也; 木村 晴行; 上原 和也; et al.
JAERI-M 85-131, 28 Pages, 1985/08
JT-60LHRF加熱装置の結合系に用いる真空導波管用Cu(銅)メッキの、メッキ方法について、放出ガス、表面分析により評価し、シアン化銅溶液によるCuメッキが最適であることを明らかにした。またべーキング、Arエッチングが、Cuメッキの表面組成や2次電子放出率に与える影響を調べ、ベーキング、Arエッチング共に2次電子放出率を大巾に低減させるが、純粋なCuメッキの表面では、1以下にならないことを明らかとした。さらにCuメッキに、C(炭素)コーティングを施せば、この値を1前後にできることも明らかとした。